「やっと念願の五島美術館に行ってきた」
「なぜ五島美術館に行ったの?」
「それはね以下の2つの理由なのだ」
- 前に行ったときは改装中で、庭園公開の日に行ってそれだけ見てきた。美術館本体を見ていない
- その時に割引券をもらったが、2013/3/31までだった
「それだけかい」
「それに、こんなところにある美術館は1回ぐらい見ておきたいじゃないか」
「えー」
感想 §
「おおむね第1展示室が中国。大2展示室が朝鮮だった。でも、中身はまるで違った」
「というと?」
「質、量、バリエーションの幅広さ。どれを取っても中国の方がずっと上。もっとも、収集ポリシーがそうなっているだけで、だから朝鮮は見劣りするとも言えないけどね」
「歯切れが悪いね」
「そりゃそうだ。いいものを見たけれど、その印象だけで全ては割り切れない」
「君はどう行動したのだ?」
「第1展示室に行って、次に第2展示室に行って差に驚いてまた第1展示室に戻って見直ししたよ」
「他に感想は?」
「物によっては美術というよりも、考古学や歴史の領域に踏み込みそうなものもあって、面白かったよ」
庭園 §
「そして、庭園はまだ工事中で入れなかった」
「工事終わってから行けば良かったじゃないか」
「工事終わる頃には割引券の期限が切れる」
「ぎゃふん」
自転車ころころ §
「とりあえず、自転車を転がして行ってきたよ。自転車置き場もちゃんとあったから、問題は無かった」
「それで?」
「改めて気付いたけど、五島美術館って多摩美大に近いのね。環八の多摩美大交差点のあたりで曲がると五島美術館に行ける。こんなところに美術館があって誰が見に来るのかと思ったけれど、物好きの他に美大生も来そうだ」
「なるほど」
「すると謎は、静嘉堂文庫美術館の立地だな。あれは近くに美大は無い」
「なぜそこを気にする」
「自転車で行ける範囲なので」
「ぎゃふん」